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日本推理作家協会会員

その物語は、
平成27年ダイヤ改正でその運行の幕を閉じる
寝台特急「トワイライトエクスプレス」の
お見送りの大阪駅プラットホームから始まった。
平成の世にはびこる悪しき鉄道ファン『迷惑テツ』たちに異を唱え、
高校生活の上に鉄道ファンの王道楽土
『鉄道研究公団』略して『鉄研』を打ちたて、
鉄道趣味の新たな地平を開かんと欲す、女子高校生たちによる、
最高速度330km/hで疾駆する鉄道ファンドラマ。
鉄研総裁・長原キラ登場!!
エビコーに入学した葛城御波は、
お見送りの大阪駅で出会った芦塚ツバメと再会。なんと同級生になる。
そしてテツ話に興じていると
鉄オタいじめに出会う。
「もう、鉄道趣味、やめるしかないのかなあ」
その時隣のクラスから乱入した動輪の髪飾りの高校生!
言葉の猛砲撃で圧倒するその彼女こそ、
後の鉄研総裁・長原キラ!
「さあ、キミタチ、ツバメ君と御波君!
かのSF大作家センセー筒井康隆先生も作品中で
おっしゃっている。
『全ての道は廊下に通ず』!
今すぐ、直ちに、こんなドグサレたクラスを
出ていこう。
そして高らかに宣言しようぞ!
我らの望む心の拠り所、心の楽園、
王道楽土としての、
『海老名高校鉄道研究公団』の設立を!」
そこから1年間、彼女たちは鉄道趣味の神髄
「乙女のたしなみ・テツ道」
を追求する総裁に導かれ(振り回されとも言う)、
数々の冒険を繰り広げる!
鉄研でいずシリーズ記念すべき第一作!

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